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【大会レポート②】2019日韓中親善水上スキー・ウェイクボード選手権大会

8月23日(金)〜25日(日)にかけて、耶馬渓アクアパークにて開催された「日韓中親善水上スキー・ウェイクボード選手権大会」に日本代表選手として参加した林選手より大会レポートが届いていますので、ご紹介します。

 
 

8月23〜25日に大分県の耶馬渓アクアパークにて開催された”2019日韓中親善水上スキー・ウェイクボード選手権大会”にteam JAPAN として大沢広貴、高岩汐音、大沢琴乃、林凪紗の4人で出場してきました。

 

1日目は練習日となっていたので、韓国人選手と一緒に滑ることができ、レベルの高い選手と同じボートに乗って練習できた事もとてもいい経験になりました。

 

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韓国選手の要望に合わせたボートセッティングで日本選手にとってスピードやラインの長さなど合わせにくい状況でしたが、ドライバーはJWBAの高岩理事だったこともあり緊張感はありましたが的確なアドバイスを頂き安心してみんなでとてもいい最終確認ができたと思います。

 

今回の大会はmenと womenの2クラス一発決勝だった為、2日目がウェイクボードの決勝でした。
親善試合ということもありコースや明確なルールも決められておらず、当日事前に練習したコース取りとは少し違うコースに変更になり、日本のツアーではなかなか無いような臨機応変な対応がライダーにも求められましたが、10代の3人もとても柔軟に対応できていて、その辺も国際大会ならではのいい経験になったのではないかと思いました。

 

結果は
wakeboard women’s
1位 Shin hyunjeong
2位 大沢琴乃
3位 林 凪紗

 

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wake board men’s
1位 SangHyun Yun
2位 高岩 汐音
3位 Yunseo Kim
4位 大沢 広貴
となりました。

 

3日目は水上スキーの種目だけだったので、1日観戦そして日韓中の水上スキーの日本チームの応援をさせてもらい、夜の日韓親善パーティには4人全員正装にて参加し、水上スキーの代表のみなさんや韓国チームとも交流を深めることができ、この3日間を締めくくる素晴らしいパーティでした。

 

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今回の日韓中親善大会はテレビ局や新聞社など沢山のメディアがついていて
練習日も船の上からずっと撮影があり、インタビューの際には連日の日韓の政治的なニュースを受け

  

“日本と韓国の関係についてはどう思われますか?”
“今後もこうやって韓国との交流を続けますか?”

  

などの質問をされましたが、国の代表としてスポーツマンシップにのっとり正々堂々と戦う私達にボーダーはなく、お互いをリスペクトし純粋にウェイクボードが好きという同じ気持ちを持って国と国の垣根を超え同じアジアの仲間として、これからもウェイクボードを通じて切磋琢磨していこうと思えるような、そんな素晴らしい経験ができた大会となりました。

 

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林 凪紗