ウェイクボード/ウェイクサーフィン/オーシャンサーフ/ウェイクスキム(以下ウェイクスポーツ)の発展は、競技会の歩んできた歴史より、事前に申告したトリックを基本に忠実に行う競技から、自分をアピールし演技するエキスプレションセッションへと変化しました。また2020年度から動画により審査が行われる新ルールON LINE大会が導入され、全日本選手権大会では年齢別クラスとレベル別クラスが行われ、全日本選手権大会スーパークラスの上位者、アマツアー大会ランキング上位者にはプロ登録資格が与えられます。 ウェイクスポーツは日々進化し、アウトドアスポーツであるが為に限られた日程や条件の中で、安全・安心に大会を進行させるためには、選手、競技役員、大会開催者全ての関係者がルールブックを知る責任があります。 そしてプロ選手になる為の方法や全日本選手権大会選出方法、地区の連絡先、出場内容や国際大会のシード権など多くの情報を記載し、ウェイクスポーツの発展とともにルール・レギュレーションも新たに変更・更新をしていきますので、必ず内容を把握し理解をいただけるようお願いいたします。
以下規則を遵守出来ない場合は、失格対象とする。
ここに定める規則は日本ウェイクボード協会(以下JWBA)に公認された全ての大会に適用されるものとする。但し、ウェイクスポーツは日々大きな変化と発展を遂げている為、このルールブックは完結されたものではない。 今後、ウェイクスポーツを安心・安全・公正に発展させていくため日々務めるものとする。
諸規則の適用が不可能な場合、チーフジャッジは、ジャッジの過半数の同意を得た上で、必要な改訂を行い、各選手にこの事を通知し、かつ、大会終了直後直ちにJWBA審判委員会にその旨報告するものとする。
規則の解釈に問題が生じた時は、審判委員会の委員長の解釈に従う。但し、これは委員長がこの問題を委員全員の票決に委ねる迄の一時的な解釈として用いられる。それ以外はジャッジの過半数をもって決し、チーフジャッジは当該質疑に関する報告書をJWBA審判委員会に提出しなければならない。
1.04 規則の改訂
本規則は、1年に1度の改訂、JWBA競技審判委員会の勧告があった時に必要に応じてのみ改訂され、理事会によって承認される。これらの改訂は承認されてから3日後に発効するものとする。
プロ会員、アマチュア会員、競技役員、法人会員全ての会員でその品行がスポーツマンらしからぬとみなされた時、またはその行為がJWBAの信用を傷つける恐れのある場合、当該競技の競技役員の3分の2以上の多数決で、当該選手または競技役員の大会参加資格を剥奪出来るものとする。該当者は資格剥奪がなされる前に申し開きする機会が与えられる。また該当者がプロ会員である場合、プロ資格の登録・更新と共に特別講習に参加しなければならない。
※2021.4.05改正
全ての許容範囲は正値に可能な限り近付けなければならない。また、許容範囲の作為的な使用は認められない。
本書に表記なき場合の事態については、前記(規則1.03)に準ずるものとする。
大会を開催できるのはJWBAの他に以下の条項に定める団体とする。
(1)JWBAに加盟する協力店
(2)JWBAに承認された各大会実行委員会
(3)JWBAに承認された地区支部
(4)臨時団体(JWBAに申請し、常任理事会において一時的に承認された団体)
大会とは以下のものをいう。
(1)国際大会(協会又は協会が公認するものが主催)
(2)国内プロツアー大会(協会又は協会が公認するものが主催)
(3)全日本選手権大会 地区選考公認大会
(4)その他協会が主催又は定める大会
大会開催公認料
⑴ワールドクラス大会… 100万円
⑵アジアクラス大会…50万円
⑶プロツアー大会…30万円
⑷アマツアー大会…10万円
⑸全日本選手権大会… 20万円
⑹地区選考公認大会…10万円
* 複数大会が併催して行われる場合は、上位クラス大会の公認料のみとする。
* 大会主催者がJWBAの会員の場合、競技審判委員会の承認後、公認料の減額がある。
大会を開催しようとする時は、JWBA理事会の承認を得なければならない。
※2021.4.05改正
大会開催には、以下に定める競技役員を大会に従事させなければならない。
<開催基準>
(1)国際大会・・・2名以上のカウンシル、コンペティションディレクター
AクラスJUDGE 1名
AクラスDRIVER 1名
Bクラス以上のJUDGE 2名以上
(2)国内プロ大会・・・1名以上のカウンシル、コンペティションディレクター
AクラスJUDGE 1名
Cクラス以上のJUDGE 2名
Bクラス以上のDRIVER 1名
(3)全日本選手権大会・・・1名以上のカウンシル、コンペティションディレクター
Aクラス以上のJUDGE 1名
Cクラス以上のJUDGE 2名
Bクラス以上のDRIVER 1名
⑷全日本選手権大会地区選考公認大会・・・Bクラス以上のJUDGE 1名
Cクラス以上のJUDGE 2名
Cクラス以上のDRIVER 1名
⑸認定大会・フリーセッション
Cクラス以上のJUDGE 1名
※2021.4.05改正
公認大会の主催者は大会開催日初日から60日前までに以下に定めるものを競技審判委員会に提出し、申請を行わなければならない。
(1)公認大会開催申請書
(2)実施要項
(3)収支予算書
(4)その他協会が指定するもの
※公認大会主催者は前項に定めるものの他に別に、定める公認料を大会開催30日前までに納めなければならない。
※シュクミネットにてエントリーを募集する場合、その限りではない。
※2021.4.05改正
大会の主催者は、大会終了後即時、又は1カ月以内に以下に定めるものを競技審判委員会へ提出しなければならない。
(1)成績表(翌日まで)
(2)公認大会報告書
(3)収支報告書
(4)その他協会が指定するもの
※2021.4.05改正
規定2条3項に規定するJWBAの承認を受けずに大会を行った団体に対し、JWBAは理事会の審議を経て当該団体に対し、罰則を与えることが出来る。
また、大会に関わる全ての者について不正が発覚した場合、如何なる理由に関わらず、不正に関係した選手は失格となる。また、不正を行った役員については役員資格の剥奪、プロ選手についてはプロ資格の剥奪、アマチュア選手については1年間の大会出場停止処分となる。
※2021.4.05改正
公認大会はエキスプレッションセッションとする。
⑴エントリーは大会開催の30日前までに大会実行委員会が各競技の開催日、競技種目、順序、開催時刻等を示した暫定予定表を参加者及び関係各位に通知するものとする。
エントリー期間は平日月曜日から金曜日5日間とする。またレイトエントリー、追加募集はエントリー終了5日後とし、期間は木曜日、金曜日の2日間とする。
⑵ONLINE大会エントリーは大会開催の30日前までに競技審判委員会が各競技の開催日、競技種目、順序、開催時刻等を示した暫定予定表を参加者及び関係各位に通知するものとする。
エントリー期間は平日月曜日から金曜日5日間とする。
※動画撮影期間は入稿日30日前とする。
※2021.4.05改正
競技大会を安全に開催するため、チーフジャッジと大会実行委員会が競技続行を判断する権利を持つ。自然現象による水面状況の変化及び、船舶の往来等の水面の状況変化による抗議は原則認めない。
※2021.4.05改正
大会開催中の予定変更は、天候、水面状況、安全性、またはそれに類した理由によってのみ許される。また変更がある場合は競技役員の過半数以上が変更を承認しなければならない。選手においては一身上の都合による変更は認められない。
大会が悪天候、日没、その他の障害等により、続行が不可能と判断された場合、ヒートのやり直しを行うことがある。この判断は、ジャッジおよび競技委員が協議し、大会実行委員長の承諾の上、決定するものとする。もしくはそのヒートに関係のある選手を交えて審議する。
続行が不可能な場合その前の段階(決勝で中断した場合、セミファイナルもしくは予選)での記録を有効とし、競技の成立とする。
スタートリストは予め発表し、変更は認められない。選手を曳航するボートの準備が整っているにもかかわらず、出走の準備が出来ていない場合は失格とし、その競技種目には出られないものとする。
※2021.4.05改正
公開練習は廃止とする。
※2021.4.05改正
選手ミーティングは、大会開催前と開催中の諸注意や特別な条件などの説明の為に行われる。
原則として、大会に出場する選手は必ず選手ミーティングに参加しなければならない。
参加のないものは、その競技会に出場出来ない。
大会中に運営本部より通達される内容は、ノーティスボードに掲示する。音声による通達がされる場合もあるが、原則として通達内容は、ノーティスボードに掲示する。
法人会員、賛助会員登録のギアについては、従来通り使用可能。 但し、OSS登録メーカーの並行輸入品の使用は不可。 OSS無登録メーカーギアの使用も可能。但し、無登録メーカー 使用の際は宣伝実施不可とする為(各大会表彰時ボードの表彰台への持込み、 動画配信への映り込み不可)、無登録メーカーのギアを使用の際は、 メーカーロゴをガムテープ等の養生を行った上で使用。
ウェットスーツ・ライフジャケット等、養生が困難な場合は、当該 選手の動画配信の実施は無しとする。
ボードに関しては、滑走に影響のある箇所については、その対応は必要ないものとする。
※2024.4.01改正
大会の開催中、使用する競技艇はその実行委員会が認める艇を使用しなければならない。
大会に出場する選手は、協会の指定する傷害保険又は協会の定める条件を満たす傷害保険に加入しなければならない。
競技区分のクラス分けに関しては年齢別とし、以下のとおりとする。
ウェイクボード
⑴ レベルクラス Men/Women
ビギナー・・・・・・・規定演技(別紙参照 ※全日本選手権選抜から除く)
Super ・・・・・・・・制限なし
⑵ 年齢別クラス AMA Men/Women
Grom Boys / Girls・・Under14
Junior ・・・・・・・15〜18
Open・・・・・・・19〜29
Masters ・・・・・・・・・30〜39
Veterans1・・・・・・・・40〜49
Veterans2・・・・・・・・50+
※ AMA年齢別クラスの年齢は4月1日時点の年齢になります。
⑶ 年齢別クラス Pro Men/Women
Open・・・・・・・・制限なし
Masters・・・・・・・30+
Veterans・・・・・・40+
※ Masters Veterans1クラスは参加者数やより統合する場合がある。
ウェイクサーフィン
⑴ レベルクラス Men/Women
ビギナー・・・・・・・規定演技(別紙参照 ※全日本選手権選抜から除く)
Super ・・・・・・・・制限なし
⑵ 年齢別クラス AMA Men/Women
Grom Boys / Girls・・Under14
Junior ・・・・・・・15〜18
Open・・・・・・・・・19~29
Masters ・・・・・・・・・30~39
Veterans1・・・・・・・・40~49
Veterans2・・・・・・・・50+
※ AMA年齢別クラスの年齢は4月1日時点の年齢になります。
(3) Open・・・Pro Men/Women
スキム
⑴ Super・・・Ama Men/Women
⑵ Open・・・Pro Men/Women
オーシャン
⑴ Super・・・Ama Men/Women
⑵ Open・・・Pro Men/Women
ウェイクスケート
⑴ Open・・・Men/Women
※2023.3.05改正
プロクラス統合について
各クラスエントリー者数が9名以下(サーフィン・スキム・オーシャンクラスは6名以下)の場合、決勝のみとする。
ウェイクボードクラスについては、各クラス5名に満たない場合はクラスを統合する。
*年間ランキングは統合された場合もエントリーを行ったクラスでの表彰とする。
※クラスの統廃合については、競技審判委員長の決定により行われる。
※2023.3.05改正
⑴ 対象はプロ登録者のみとする。プロチャレンジ選手は表彰対象にはなるが、賞金対象外とする。また賞金は繰り上げられることはない。
⑵ エントリー者数が9名以下の場合、決勝のみとし、賞金は1位のみとする。
(ウェイクボード以外のカテゴリーは5名以下)
⑶ 賞金授与は1〜3位までとする。(ウェイクボードWomenの賞金については、5位まで獲得できるものとする)
ウェイクボード Openクラス
Men 1位 20万円 Women1位 16万円
Men 2位 10万円 Women 2位 8万円
Men 3位 5万円 Women 3位 5万円
Women 4位 3万円
Women 5位 1万円
ウェイクボード Mastersクラス
Men 1位 10万円
Men 2位 5万円
Men 3位 3万円
ウェイクボード Veteransクラス
Men 1位 5万円
Men 2位 3万円
Men 3位 1万円
サーフィン・スキム・オーシャン Openクラス
Men 1位 5万円 Women1位 3万円
Men 2位 3万円 Women 2位 2万円
Men 3位 1万円 Women 3位 1万円
※ 全プロクラス出場選手対象
・表彰式に参加しない場合は、賞金授受の権利を放棄するものとする。
例外として特別な理由がある場合は、競技審判委員会にて検討を行う。
※2024.4.01改正
競技においては、エキスプレッションセッションが基本となる。選手は決められた競技エリア内で自由な演技を行い、3名のジャッジがそれぞれ、各項目(難易度・リスク・印象度・多様性・完成度)について採点する。選手は基本的に1往復する間に演技を行う。競技中2回のフォールが許され、フォール後も終了ブイまでのトリックは有効となるが、コース内2回のフォールはその競技の終了となる。
近年、アイテムの設置はなし。
※2021.4.05改正
出場選手が多数の場合は、1ヒート10名以下で行う。各ヒートの上位者が決勝までのステップに上がることが出来る。
クラス分け
全日本選手権大会の地区代表別選手の選抜は、規則4競技クラス4.01競技区分となるので、その旨を考慮した上で、クラス分を行わないとならない。
(別紙)
出走順は、各ヒート下位から上位の順となる。各ヒート分けの最低人数制限は特に定めない。各ヒートにおいての上位者がステップアップすることが出来る。
スタートから競技終了までの間に、用品の破損や不備があった場合は4分間の猶予が与えられる。スタートピットに戻ってから4分を超えた場合は、失格。
※転倒で脱げた場合、または脳しんとうや怪我で続行不能の場合はチーフジャッジの判断とする。
⑴ 大会
コースは見通しの良い直線で十分な距離をとり、スタートブイと終了ブイの2つのブイの間とする。ブイを選手が通過した時点から競技開始とする。なお、終了ブイ付近でのトリックに関して、有効かどうかみなすかどうかの判断は、ジャッジが行う。
●3/4ブイ(ウェイクボード)
ブイよりも手前でのフォール後、リスタートして最低1trickの演技が可能な設置を基準とする。
選手がブイを超えた時点で競技終了
※ボート用(確定ブイ)、ライダー用(目安ブイ)のブイ又は目印を2設置する
※ドライバーの作業として3/4ブイを見る作業が増える。
※2024.4.01改正
選手はボートのスピードをコースに入る前に指定することが出来る。スピードはトリックの途中でも変更することが出来る。なお、全ての要求は1パスをスタートする前に、チーフジャッジに申告しなければならない。
選手はコースに入るときスピードが合わない場合、一度のみハンドル放棄が認められる。しかしいかなる理由であろうとも。2度のハンドル放棄はその競技終了となる。
日本を4地区に分け、それぞれの地区委員長を中心に大会実行委員会を組織し、地区戦を行うものとする。
地区戦は、JWBA公認大会であり、かつJWBA全日本選手権大会への出場資格を得る為の予選も兼ねるものとする。尚、地区戦における全ての責任および権限はJWBAによる地区大会承認後、全て地区大会実行委員会に委譲するものとする。
※2021.4.05改正
前項の4つに分ける都道府県は、以下のとおりとする。
東日本地区
北海道、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、富山県、石川県、福井県
関西・東海地区
滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 静岡県、岐阜県、愛知県、三重県
中国・四国地区
岡山県、鳥取県、島根県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州・沖縄地区
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
【地区競技審判委員長】
東日本・・・・・地区委員長 坂本 晃
関西・東海・・・地区委員長 工藤誠史
中国・四国・・・地区委員長 竹宮 明菜
九州・沖縄・・・地区委員長 濱永龍之介
※2023.4.01改正
※順位に応じてツアーポイントが与えられる
※ウェイクボードの下記クラスのツアーランキング1位には賞金が与えられる。
Open Men 300,000円
Masters Men 100,000円
OPEN/MASTERS/VETERANS制度廃止1クラスのみとする。
※順位に応じてツアーポイントが与えられる
※ウェイクボードの下記クラスのツアーランキング1位には賞金が与えられる。
Women 200,000円
登録者は誰でも参加できる。但し、公認プロの参加及び、資格失効した選手は出場できない。
順位に応じてツアーポイントが与えられ、Super Men/Womenクラスのツアーランキング上位3位までの選手には次年度の公認プロ資格が与えられる。
(*ルールブック:9.03参照)
1位 | 250point | 2位 | 225point |
---|---|---|---|
3位 | 200point | 4位 | 190point |
5位 | 180point | 6位 | 170point |
7位 | 160point | 8位 | 150point |
9位〜 | 100point |
※2024.4.01改正
Super ・・・・・・・・制限なし(プロ資格対象/年齢制限なし)プロセレクト
Grom Boys / Girls・・Under14
Junior ・・・・・・・15〜18
Open・・・・・・・・・19〜29
Masters ・・・・・・・・・30〜39
Veterans1・・・・・・・・40〜49
Veterans2・・・・・・・・50+
(各クラス1位選考者のみSuperクラスと参加クラスの資格を得る)
*年齢別各クラス年間ランキング上位5名までが選考される。
地区競技審判委員長は公認大会から上記クラスの代表選手を選抜し、大会60日前までに報告する。
・Superクラス 各5名+年齢別クラス 各1位 プロセレクト
※年齢別クラスの年間ランキング1位は全日本のプロセレクトに出場することができる。
※年齢別クラスの1位も踏まえ合計11名に満たない場合はSuperクラスから繰上げ選考する。
※各競技のクラスは競技区分に準ずる
年齢別クラスの年間ランキングにおいて、1位が複数名となった場合は、該当選手の全大会での決勝ポイントの合計にて高得点の選手を選考対象とする。
Superクラスの該当選手が複数名となった場合も同じ考えとする。
・Superクラスは、予選・準決勝・決勝とする
・その他各クラスは、予選・決勝とする。
※参加選手が9名以下の場合、決勝のみとする。
※サーフィン・オーシャン・スキムクラスは6名以下の場合決勝のみとする。
・レベル別クラスと年齢別クラスのダブルエントリーは認める。
※2024.4.01改正
公認大会への参加者は、基本的に大会のエントリー開始までにJWBAアスリートメンバーの登録の申請を完了しJWBA アスリートメンバーでなければならない。 また全日本選手権大会の参加者は地区公認選考大会参加者のみその資格を有する。 大会が指定した資格を有する日本に在住する権利を有する者でなければならない。但し、海外に在住する日本国籍を有する者の参加に関しては、大会実行委員会の判断に委ねる。海外選手に関しては各大会のルールに準ずる。但しJWBAのアスリートメンバーでなければランキング対象とならない
※2021.4.05改正
基本的に第7条2項に示した地区と選手自身の登録住所地が一致しなければならない。途中変更する場合は、要請に応じて住民票、免許書の写し等を提示しなければならない。
エントリー数等の関連により、公式記録対象外として参加を受付ける事を認める。判断は、競技審判委員会によるものとする。
エントリー数等の関連により、競技会の募集定員に達しない場合、締切日を越えての参加受付を認める。判断は競技審判委員会によるものとする。
レイトエントリー費は通常の150%となる。
※エントリー数が少なかった場合、大会実行委員の希望で、二次募集も可能である(エントリーフィーに変更なし)。
※2021.4.05改正
地区選考公認大会にて優秀な成績を残した選手は、各地区競技審判委員会から承認を受け、全日本選手権大会の出場資格が与えられる。出場枠は公平、平等である事が基本である。全日本選手権大会の選考方法は全国共通とする。また選手への大会案内を広く告知することを心掛けないといけない。
※2021.4.05改正
チャンピオンズリーグ大会各クラスにおいてアマチュア選手が参加し3位以内に入賞することで、プロ資格を得ることができる。賞金は対象外となる。
※プロのエントリーが5名以下の場合、プロチャレンジは開催されない
※Veterans40+は対象外
【その他の国際大会】
その他の国際大会の選考基準については、その都度競技委員会で理事会の承認をとるものとする。
チャンピオンリーグツアーチャンピオン オープンクラス男女各1名には大会出場の為の補助金が与えられる。
※2021.4.05改正
ASIAN PRO TOURは、アジア各国の選手の出場を認める。また、アジア選手については賞金対象とする。出場資格は、JWBA法人メーカか、WWA下部組織からの推薦が必要となる。
JWBAの各大会に参加する為には、各大会実行委員会の定める大会参加費用を納めなければならない。
1. 公認大会・・・・・・・・・・ 各大会実行委員会の定める金額
2. 他地区・レイトエントリー・・ 通常参加費用の150%を目安
3. その他・・・・・・・・・・・別途定める
廃止とする。
※2021.4.05改正
東日本・・・・・地区委員長
関西・東海・・・地区委員長
中国・四国・・・地区委員長
九州・沖縄・・・地区委員長
1. プロ昇格資格に関しては、全日本選手権大会、リーグ制の2種類を採用する。
2. 前年度のプロ資格を更新し、これを認められた者。
3. JWBAアスリート会員資格を有する者。
SUPER MEN / WOMENクラス決勝でのスコアポイントが50点以上の選手が対象。
50ポイントに達する選手がいない場合はプロ昇格者はなしとなる。
プロ昇格者人数:最小0名、最大5名
※2024.4.01改正
1. ツアー年間ランキング上位
2. 全大会の合計にてランキング
3. ツアー全体のエントリー人数にて変動
ウェイクボード
9名以下→1位 15名以下→2位 16名以上→3位
サーフィン・オーシャン・スキムクラス
5名以下→1位 12名以下→2位 13名以上→3位
4. 昇格対象人数は3戦以上出場した選手のランキングでの合計人数とする。
5. 繰り上げ制度なし
※2024.4.01改正
プロ登録資格を得た選手は、3月31日の会員更新時までに申請登録しなければ、その資格は無効となる。
無効となった年度内で再登録する場合は、新規登録料として別途必要となる。
プロ登録費用に関して、別途定める。
コンペティションディレクターとは、JWBA競技審判委員会委員のことをいう。コンペティションディレクターは、各大会においての運営統括を務める。
コンペティションディレクターは、大会実行委員会の要請に応じて登録されているジャッジの資格を持つ者の中からチーフジャッジを任命する。チーフジャッジは、全ての大会および審判作業
コンペティションディレクターは、大会実行委員会の要請に応じて登録されているドライバーの中からチーフドライバーを任命する。チーフドライバーは、ドライバーの割り当てを行い、競技曳航作業の最終的責任を負うものとする。
コンペティションディレクターは、大会実行委員会の要請に応じて登録されているジャッジの中からチーフスコアラーを任命する。チーフスコアラーは、登録されているジャッジ、または大会業務の訓練を受けたいと願う有志の中からスコアラーを選ぶ。チーフスコアラーは、得点計算、集計等を監督し、これらの作業の最終的責任を負うものとする。
セコンダリーポジションズに携わる者は、ジャッジの資格を持つ者、または必要な経験を有する者の中から、チーフジャッジが選出する。(例:救助艇ドライバー、ボートタイマー、スターティングドッグ役員等)
補助的役員は、資格を有する役員、または大会業務の訓練を受けたいと願う有志の中から、チーフジャッジ、チーフドライバー、チーフスコアラーが任命する。
競技役員相互間において、意見が異なった場合には多数決によって決める。同数の場合は、当該責任者が最後の一票を投じ決定する。
※2024.4.01改正
コンペティションディレクターは、大会実行委員会が用意した用具、大会運営の安全に対して責任を負う。コンペティションディレクターは、状況が危険であると判断した場合、大会中止をも含めて必要とされるあらゆる行動をとる権利を有する。
ライフジャケットは以下の規格に合っていなければならない。(公式用品)
1. ライフジャッケトは、なめらかで柔らかく、転倒した時に負傷を与えるおそれのある附属品、もしくはそれに類似したものが付いていてはならない。
2. 急激な転倒にも損傷しないもので、かつ身体に完全に適合するものでなければならない。
3. 選手の身体が浮くようにできていなければならない。
4. 膨張式の装具であってはならない。
5. 衝撃のあった時、肋骨や内蔵を防護出来るものでなければならない。通常のウェットスーツは、ライフジャケットとはみなされない。
6. 市販のものに改造を加えたものは使用出来ない。
7. ライフジャケットはドライスーツの上から着用
8.ライフジャケットの上には各大会で支給されたビブ以外の着用は認めない。
いかなる選手といえども、コンペティションディレクターや、競技役員の多数がその選手の出場は、選手自身、あるいは他の選手達に危険であると認めた場合、競技への出場、または競技の継続は許されない。競技の最中にコンペティションディレクターは随時に選手の行動や体調を考慮して、競技参加を中断させるかどうかをジャッジの多数決によって決めることをチーフジャッジに申し出る事が出来る。事情の許す限り、医師の助言を求めるべきである。
大会の開催中、及び公式練習の間、少なくとも1艇(2艇が望ましい)の救助艇を使用しなければならない。ただし、ジャッジの過半数、及びコンペティションディレクターが救助艇を使用する必要がないと同意した場合は、陸上に救助要員を配置する。救助艇、または救助要員は選手の演技するコースの間で、コースの外側に配置するのが望ましい。
救助艇には、競技内容を熟知したドライバーと救助員を置くこと。救助員は必ずライフジャケットを着用し、危険と思われる転倒などの場合には、水中に飛び込んで選手を救助すること。
大会開催中、必ず医師もしくは看護人を常駐させるか、現地の医療機関との連絡をとっておくこと。
大会実行委員会の用意した用具や装備などに不備な点があって、競技条件に不公平が生じた場合、これが明らかに選手に不利であるとジャッジの過半数が認めれば、選手はその不利な影響を受けたパスに限り、再走を選ぶ権利を有する。選手が不当に有利な条件を与えられた場合、再走は強制的に行なわれる。再走が実施された場合は、それが記録対象とされる。
再走は、承認後5分以内に行わなければならない。
※2021.4.05改正
再走請求をする場合はハンドルを放棄し、チーフジャッジに内容を明確に説明する。トリックを仕掛けた時はいかなる場合でも再走請求は認められない。
※運営サイドの過失によりイコールコンディションと認められない場合は再走請求が認められる。
ハンドル放棄し再走請求を行っても認められない場合は、1フォール、または競技終了とする。
※2021.4.05改正
抗議はリザルトが発表されてから20分以内に選手本人が、抗議の内容と金10,000円の供託金を本部テントに提出しなければならない。
(抗議する書面を本部にて管理)
書面には、対象となるライダーと申請者のトリックをすべて書き添え、具体的な比較内容を記載し、抗議の項目を明確にする。 仮定による抗議は一切受け付けない。
※2021.4.05改正
抗議はジャッジの審判及び競技役員の運営に対しては、いかなる抗議も認められない。
抗議は、選手本人がチーフジャッジに文書を以て、金10,000円の供託金を添えて提出しなければならない。抗議がジャッジの過半数によって妥当なものと認められた場合は、供託金は返還されるが、認められなかった場合には、供託金は返還されない。
得点計算の訂正は抗議の対象とはならない。但し、この訂正は当該競技の終了2時間以内に要請があり、チーフジャッジの承認を得てなされるものとする。
1. 競技役員の登録申請は、JWBAの行う競技役員講習を受け、試験に合格した者でなければ行うことができない。
2. JWBAアスリート会員資格を有する者。
JWBAは、次の講習会・検定会を実施する。
1. 競技役員定期講習会・検定会
2. 競技役員臨時講習会・検定会
3. 競技役員クリニック等
上記に定める講習会の講師は、審判委員長および委員長が適任と認めた者が務める。
競技役員の申請、変更等の連絡については、JWBA事務局を通じて行うものとする。
競技役員の登録を申請する者は、前項に従い次の各号に定めるものをJWBA事務局に提出し申請しなければならない
1. 登録申請書
2. 海技免状の写し(ドライバーのみ)
3. 登録料
4. その他協会が定めるもの。
※2021.4.05改正
JWBA事務局は、前条の申請があったときには、申請の不備がないかの確認をもって登録を行う。
各競技役員の資格有効期間については登録日より3月31日まで有効とする。
JWBAは、次に該当する者を競技役員として登録することを認めない。
1. 第11条2項に該当し、登録を抹消された者であって、抹消の日から2年を経過しない者
2. 資格有効期限内に講習を受講しなかった者。
JWBAは、登録した競技役員に登録証を発行する。
登録事項に変更があったときには、速やかに変更の申請を行うこと。
登録証を紛失またはき損したときは、再交付の申請をすることができる。再交付の申請をしようとする者は申請書の他に、紛失の場合にはその理由を記載した書面を、き損の場合には登録証と、それぞれ再発行料を添えてJWBAに提出すること。また再発行料については、1,000円とする。
第1項 JWBAは競技役員が次の各号に該当する場合には、登録を抹消する。
(1)登録者から登録消除の申請があったとき
(2)死亡したとき
(3)第2条に規定する競技役員講習会などを受けなかったとき
(4)有効期間であっても、アスリート会員資格を有しないとき
第2項 JWBAは、競技役員が次の各号に該当する場合は、理事会の審議を経て、登録を抹消することができる。
(1)登録証を変造または他人に利用させたとき
(2)第4条に規定する申請書または添付書類に虚偽の事項を記載したとき
(3)競技に関し不正な行為をしたとき
(4)競技役員として、ふさわしくない行動や言動をとった場合
(5)JWBAメンバーを除名された場合
第3項 前項の規定により、登録抹消の通知を受けた者は、速やかに登録証をJWBAに返却しなければならない。
競技役員には、次の各号の資格を付与する。
(1)Aクラスジャッジ
Bクラスジャッジ所持者が1回以上の国際大会のジャッジ補佐実務経験か一回以上のプロ大会でのチーフジャッジ実務経験後に審判委員会に認められた者をいう。
(2)Aクラスドライバー
Bクラスドライバー所持者が1回以上の公認大会のチーフドライバー実務経験か一回以上のプロ大会でのサブドライバー補佐実務経験後に審判委員会に認められた者をいう。
(3)Bクラスジャッジ
Cクラスジャッジ所持者が1回以上の公認大会のチーフジャッジ補佐実務経験か一回以上のプロ大会でのジャッジ実務経験後に審判委員会に認められた者をいう。
(4)Bクラスドライバー
Cクラスドライバー所持者が1回以上の公認大会のサブドライバー実務経験後に審判委員会に認められた者をいう。
(5)Cクラスジャッジ資格
各地区大会にて併催されている検定会を受講して検定試験に合格した者をいう。
(6)Cクラスドライバー資格
審判委員会が指定する資格保持者のスクール、または指定するジョイントショップにて検定を受け合格した者をいう。
(7)日本国内で開催されたIWWFのサーフィン講習会・検定合格者はJWBA競技役員登録後サーフィン/スキムクラスのみジャッジを行うことができる。
(8)日本国内で開催されたIWWFのケーブル講習会・検定合格者はJWBA競技役員登録後ジャッジを行うことができる。
(1)ジャッジ
大会での一連作業実習。(用品チェック、競技説明、ピット作業)
テキスト講習(ルール説明、ジャッジング方法、トラブルと対策、再走事例、ジャッジの心得等)
検定模擬ジャッジ(陸上もしくは競技艇からの模擬ジャッジ)
ここに定める規則は日本ウェイクボード協会(以下 JWBA)に公認された全ての大会に適用されるものとする。但し、ウェイクスポーツは日々大きな変化と発展を遂げている為、このルールブックは完結されたものではない。 今後、ウェイクスポーツを安心・安全・公正に発展させていくため日々務めるものとする。
諸規則の適用が不可能な場合、チーフジャッジは、ジャッジの過半数の同意を得た上で必要な改訂を行い、各選手にこの事を通知し、かつ、大会終了直後直ちに JWBA 審判委員会にその旨報告するものとする。
規則の解釈に問題が生じた時は、審判委員会の委員長の解釈に従う。但し、これは委員長がこの問題を委員全員の票決に委ねる迄の一時的な解釈として用いられる。それ以外はジャッジの過半数をもって決し、チーフジャッジは当該質疑に関する報告書を JWBA 審判委員会に提出しなければならない。
本規則は、1年に1度の改訂、JWBA 競技審判委員会の勧告があった時に必要に応じてのみ改訂され、理事会によって承認される。これらの改訂は承認されてから3日後に発効するものとする。
プロ会員、アマチュア会員、競技役員、法人会員全ての会員でその品行がスポーツマンらしからぬとみなされた時、またはその行為が JWBA の信用を傷つける恐れのある場合、当該競技の競技役員の3分の2以上の多数決で、当該選手または競技役員の大会参加資格を剥奪出来るものとする。該当者は資格剥奪がなされる前に申し開きする機会が与えられ る。また該当者がプロ会員である場合、プロ資格の登録・更新と共に特別講習に参加しなければならない。
※2021.4.05 改正
全ての許容範囲は正値に可能な限り近付けなければならない。また、許容範囲の作為的な使用は認められない。
本書に表記なき場合の事態については、前記(規則 1.03)に準ずるものとする。
コンペティションディレクターは、大会実行委員会が用意した用具、大会運営の安全に対して責任を負う。コンペティションディレクターは、状況が危険であると判断した場合、大会中止も含めて必要とされるあらゆる行動をとる権利を有する。
ライフジャケットは以下の規格に合っていなければならない。(公式用品)
1. ライフジャッケトは、なめらかで柔らかく、転倒した時に負傷を与えるおそれのある附属品、もしくはそれに類似したものが付いていてはならない。
2. 急激な転倒にも損傷しないもので、かつ身体に完全に適合するものでなければならない。
3. 選手の身体が浮くようにできていなければならない。
4. 膨張式の装具であってはならない。
5. 衝撃のあった時、肋骨や内蔵を防護出来るものでなければならない。通常のウェットスーツは、ライフジャケットとはみなされない。
6. 市販のものに改造を加えたものは使用出来ない。
7. ライフジャケットはドライスーツの上から着用。
いかなる選手といえども、コンペティションディレクターや、競技役員の多数がその選手の出場は、選手自身、あるいは他の選手達に危険であると認めた場合、競技への出場、または競技の継続は許されない。競技の最中にコンペティションディレクターは随時に選手の行動や体調を考慮して、競技参加を中断させるかどうかをジャッジの多数決によって決めることをチーフジャッジに申し出る事が出来る。事情の許す限り、医師の助言を求めるべきである。
大会の開催中、及び公式練習の間、少なくとも1艇(2艇が望ましい)の救助艇を使用しなければならない。ただし、ジャッジの過半数、及びコンペティションディレクターが救助艇を使用する必要がないと同意した場合は、陸上に救助要員を配置する。救助艇、または救助要員は選手の演技するコースの間で、コースの外側に配置するのが望ましい。
救助艇には、競技内容を熟知したドライバーと救助員を置くこと。救助員は必ずライフジャケットを着用し、危険と思われる転倒などの場合には、水中に飛び込んで選手を救助すること。
大会開催中、必ず医師もしくは看護人を常駐させるか、現地の医療機関との連絡をとっておくこと。
トランサムデッキからの出走や競技終了は通常認められない。選手がハンドルロープを手放す際は、反対側のウェイクに向けて投げること。ハンドルロープの回収はボートクルーが行う。ボートにハンドルを投げ入れる事はボート上のジャッジやスタッフの安全を阻害することがあり、非スポーツマンシップ行為として失格になる場合もある。
①ウェイクサーフィンクラス
ボードの厚みが 2.54 センチ(1 インチ)以上で、最低 2 枚の高さ 7.62 センチ(3インチ)以上のフィン。
②ウェイクスキムクラス
ボードの厚みが 2.54 センチ(1 インチ)以下で、高さ 5.08 センチ(2 インチ)以下のフィン 1 枚のみ、もしくはフィン無し。
③オーシャンサーフィンクラス
ボードの厚みが 2.54 センチ(1 インチ)以上で、フィンを取付ける場合はフロントフィン2枚の高さ 7.62 センチ(3インチ)以上のフィン。
※2024.4.24改正
競技区分のクラス分けに関しては種別・年齢別とし、以下のとおりとする。
ウェイクサーフィンクラス
⑴ レベルクラス Men/Women
ビギナー・・・・・・・エアー/180°360°スピントリックなし
Super ・・・・・・・・制限なし
⑵ 年齢別クラス AMA Men/Women Grom Boys / Girls・・・~14
Junior ・・・・・・・・15~18
Open・・・・・・・・・・・19~29
Masters ・・・・・・・・・30~39
Veterans1・・・・・・・・40~49
Veterans2・・・・・・・・50+
※ Masters Veterans1 Veterans2 クラスは参加者数やより統合する場合がある。
※ 年齢別クラスの年齢は4月1日時点の年齢になります。
⑶ Open・・・Pro Men/Women
ウェイクスキムクラス
⑴ レベルクラス Men/Women
ビギナー・・・・・・・エアー/180°360°スピントリックなし
Super ・・・・・・・・制限なし
⑵ Super・・・Ama Men/Women
⑶ Open・・・Pro Men/Women
オーシャンサーフィンクラス
⑴ レベルクラス Men/Women
ビギナー・・・・・・・エアー/180°360°スピントリックなし
Super ・・・・・・・・制限なし
⑵ Super・・・Ama Men/Women
⑶ Open・・・Pro Men/Women
オーシャンサーフ採点の基準
https://jwba.net/information/wakesurf_rules-2021-2/
クラスエントリー者数が6名以下の場合、決勝のみとする。
また各大会に於いて、最低人数(3人)に満たないクラスがある場合は、競技審判委員長の判断によりクラス分けを行う。
クラスの統廃合については、競技審判委員長の判断に委ねられる。
※ Masters、Veterans1 、Veterans2、クラスは参加者数により統合する場合がある。
選手は自分の出走時にスタート位置にてすぐに出走出来る状態でなければ失格となる。
フォールした選手は、ボードを取りに行くためのみに泳ぐ事ができる。選手がそれ以上に競技距離を稼ぐ方向に泳いだ場合、当該選手は再スタートされず、そのまま競技終了となる。
競技コースのスタート位置の目安としてスタートブイを設置する。
スタートブイからエンドブイまでの距離はボート速度 17km/h にて 45 秒を目安とする。
(マイルの場合は 10.6mi/h)
ランナップブイはスタートブイまでにボートが充分に立ち上がる距離をとり設置する。
ターンアラウンドブイはファーストパス終了後、ランナップブイと同じ距離に設置される。コースの詳細については選手ミーティングで発表される。
下記図はブイ設置の参考とする。
選手は3度目のフォールもしくはセカンドパスの終了ブイを通過した時点で競技終了となる。選手はターンアラウンドブイを通過後速やかにエッジアウトする。
ターンアラウンドブイの手前でフォールした場合は 1 フォールとする。
ボートはそのまま旋回してセカンドパスに向かうのでなく、停止後選手のピックアップを行う。選手にハンドルを渡しセカンドパスに向かう。
a.) 選手はボートのスピードをコースに入る前に指定する事が出来る。選手はコース内競技中にもスピードを変更できる。
b.) 選手は右舷・左舷のどちらから競技を始めるか選択でき、その意思は出走前に明確にボートドライバーに伝えられなければならない。
c.) トランスファーの使用可否・波の角度の変更については、チーフジャッジの判断であり、競技前の選手ミーティングで発表される。
a.) 選手のフォールはラン全体を通して最大3回までとする。2回目までのフォールでは、ボートは選手をピックアップし競技を続ける。3回目のフォール、またはセカンドパスのカットオフブイを選手が通過した後のフォールで競技は終了とする。
b.) ウエイクサーフコース前後での全てのフォールはフォールとみなされる。
c.) 選手がフォールした時にボードがコースから大きく外れた際は、チーフジャッジがフォールの発生した位置を見極め、再度その場所から選手をスタートさせるものとする。
d.) 選手はボートが近付きハンドルが投げられたらすぐに準備して出走しなければならない。
大会実行委員会の用意した用具や装備などに不備な点があって、競技条件に不公平が生じた場合、これが明らかに選手に不利であるとジャッジの過半数が認めれば、選手はその不利な影響を受けたパスに限り、再走を選ぶ権利を有する。選手が不当に有利な条件を与えられた場合、再走は強制的に行われる。再走が実施された場合、それが記録対象とされる。
再走は、承認後 5 分以内に行わなければならない。
再走請求を行う場合は、片手を挙げエッジアウトを行い、チーフジャッジに内容を明確に説明する。
トリックを仕掛けた時はいかなる場合でも再走請求は認められない。
*運営サイドの過失によりイコールコンディションと認められない場合は再走請求が認められる。
エッジアウトを行い再走請求を行っても、再走が認められない場合は、1フォールまたは競技終了とする。
天候や水面の変化による再走請求は受け入れられない。選手の全ての用具の責任は選手にある。
選手が使用中の用具の不具合を確認した場合、頭を触るジェスチャーを行う事により、修理の意思表示をするものとする。
いかなる場合も競技中に用具の破損が発生した場合、1フォールとカウントされる。用具が破損した場合、選手には5分間の修復時間が与えられる。
この時間は選手がスタートドックに戻った時点から計測される。
選手はこの時間内に準備を整えなければならない。不可の場合、その選手の競技は終了したものとする。
修復後、ボートは破損の申告により競技を中断した場所に戻り残りの競技を続行する。
a.) ジャッジングは、競技コース内においてハンドルを手放した状態から開始される。 コース外から始まったトリックやハンドルを掴んでのトリックはカウントされない。
b.) スタート/終了ブイがそれぞれのパスの終了点である。 ただし、トリックの開始がコース内であれば、その終了がコース外でも採点対象とする。
c.) コンボトリックについては、コンボの最終トリックの開始がコース内であれば、その終了がコース外でも採点対象とする。但し、コース終了後もコンボトリックを継続した場合、その選手はペナルティーを受け、その全てのコンボトリックは採点対象とされない。
d.) スコアリング:それぞれのジャッジの持ち点は、選手ひとりに対して最高40ポイントで、その演技全体を通して採点される。 個々のヒートはそれぞれ単独のものとして評価され、同じディビジョンであっても他のヒートとはその選手のポイントを比較することは出来ない。ジャッジはそのヒートの最初の選手を主観的に判断してスコアリングし、その後に続く選手の演技は、それ以前の選手と比較して優勢か劣勢で判断する。ジャッジはそれぞれのヒートにて、各選手の順位とスコアの両方を確定することが求められる。
e.) コース内で同一トリックを行った場合、同一トリックのファーストトリックのみを採点するものとする。
f.) 総計後のスコアは順位と相違が生じることがある。 選手のトータルスコアよりも、順位評価を優先する。
競技においては、エキスプレッションセッションが基本となる。選手は決められた競技エリア内で自由な演技を行い、3名のジャッジがそれぞれ、各項目(完成度・印象度・難易度・バラエティー)について採点する。選手は基本的に1往復する間に演技を行う。
競技中2回のフォールが許され、フォール後も終了ブイまでのトリックは有効となるが、コース内3回のフォールはその競技の終了となる。
ジャッジは、以下のカテゴリーに従って個々の選手を採点する。
Execution 完成度
1から10点(スコアリングは少数点第一位まで)
そのラン全体、または個々のトリックにおいて、いかに正しくコントロールされたか/流動的に演技されたかを評価する。
Intensity 印象度
そのランの中でのトリックの密集度を評価する。連続してトリックがおこなわれているかどうか、次のトリックに入るまでの準備で間があいていないか。
Difficulty 難易度
個々のトリックの難易度を評価するが、その点数は確定されたものではない。
Variety バラエティー
演技の多様性を評価する。
*選手はフォールによって減点されることはない
抗議はリザルトが発表されてから 20 分以内に選手本人が、抗議の内容と金 10,000 円の供託金を本部テントに提出しなければならない。(抗議する書面を本部にて管理)
書面には、対象となるライダーと申請者のトリックをすべて書き添え、具体的な比較内容を記載し、抗議の項目を明確にする。 仮定による抗議は一切受け付けない。
抗議はジャッジの審判及び競技役員の運営に対しては、いかなる抗議も認められない。
抗議は、選手本人がチーフジャッジに文書を以て、金 10,000 円の供託金を添えて提出しなければならない。抗議がジャッジの過半数によって妥当なものと認められた場合は、供託金は返還されるが、認められなかった場合には、供託金は返還されない。
大会開催中の予定変更は、天候、水面状況、安全性、またはそれに類した理由によってのみ許される。また変更がある場合は競技役員の過半数以上が変更を承認しなければならない。選手においては一身上の都合による変更は認められない。
大会が悪天候、日没、その他の障害等により、続行が不可能と判断された場合、ヒートのやり直しを行うことがある。この判断は、ジャッジおよび競技委員が協議し、大会実行委員長の承諾の上、決定するものとする。もしくはそのヒートに関係のある選手を交えて審議する。
続行が不可能な場合その前の段階(決勝で中断した場合、セミファイナルもしくは予選)での記録を有効とし、競技の成立とする。
お問い合わせは JWBA 競技審判委員会まで。
2021.5.29 更新